京都競馬観戦記
京都競馬場に、日経新春杯を見に行ってきました。
大阪出張があったので、そのついでです。
どっちがついでだったか、という話は置いといて...
大阪に泊まったので、淀屋橋から京阪電鉄を利用しました。
淀屋橋から京都競馬場のある淀まで、760円です。
えらく高いやん、と思いましたが、往復の料金でした。
淀行きの臨時急行に乗ること約50分、淀に到着です。
淀から競馬場までは、約10分くらいでしょうか。
到着すると、いきなりスタンドが工事中です。
スタンド全部ではなく、真ん中だけが工事中です。
円形の建物を作るらしい。
スタンドに入ると、ボロさを感じました。
中山や、特に阪神などと較べると、それが目立ちます。
スタンドからコースを見渡すと、内馬場の池が目に入ります。
景色は殺風景な感じです。
というのは、はるか向うまで見渡せるのです。
阪神や福島のように、山並みがせまっているわけではなし。
府中や中山のように、家や電車が見えるでもなし。
そのせいか、競馬場自身が、やけに大きく感じます。
実際、府中の次くらいに大きいのでしょうが。
最初は、4コーナー側のスタンドに行きました。
めちゃめちゃ空いていたのですが、工事中のクレーンが邪魔で、ゴール前が見えません。
そこで、ゴール前のスタンドに行ってみたのですが、こっちは混んでます。
結局、空いている4コーナー側のスタンドで、座っての観戦です。
こちらは、馬券売り場が空いているのも魅力です。
ゴールは、ターフビジョンで確認です。
京都名物3・4コーナーの坂は、内周りに比べ、外周りの方の勾配がキツいのが見て分ります。
また、4コーナーの外周りは、内周りよりコーナーがキツい感じです。
内馬場が池のため、たすきコースがなく、障害レースは盛り上りに欠けます。
午前中は雨だったため、芝良、ダート良→稍重のコンディション。
ダート戦は、足抜きのよい馬場のせいか、持ち時計のある馬が上位にきました。
と、京都競馬場の感想はここらへんにして、本題に入ります。
本命はエモシオン、だったのですが、パドックでのイレ込みが気になります。
本馬場入場のときも最後に出て来て、スタンド前を通らず、向う正面を流してました。
その後、落ち着いた様子でしたが、今一信用できません。
結局はエモシオンの単勝と、京都実績のみのサンデーカイザー流しの2本立てで買いました。
結果は御存じの通りです。
メジロブライトはトップハンデながら、G1馬の貫禄を見せたというところでしょうか。
エモシオンは55Kgの好ハンデにもかかわらず、メジロブライトに完敗しました。
格下相手ながら、58Kgで圧勝したスペシャルウィークとの差も、さらに広がった気がします。
春の天皇賞では、いかにもツラいでしょう。
今後の課題は、その気性難、とは誰もが思うことです。
しかし、気性で走るタイプであろうエモシオンが、おとなしくなってしまったらどうなるのでしょうか?
エモシオンに必要なのは、気のあう乗り手ではないかと思います。
武とは言いませんが、松永幹、四位以外の誰かでしょう。
母アドラーブルの勝負根性は、間違いなく継承してると信じてます。
次走はぜひ、がんばってもらいたいものです。
帰りは鴨川沿いの料亭で京料理、の予定が狂ってしまいました。
次回はぜひ、がんばりたいと思います。