月刊雑誌批評

RINRIN倶楽部へ

Palm天国へ

 雑誌、おもにコンピュータ関連雑誌を読んだ感想を書いたものです。コンピュータ関連でなくても、それ関連の記事が載っていれば、それに対する感想も書きます。要は、自分がどれくらい雑誌を読み、買っているか、その記録をとりたいと思ったのがきっかけですので、内容のほうは...まぁ...それなりです。


2001年 10月分 (今月累計3,050円、通算13,880円)

「週刊アスキー」2001 11-6 アスキー 300円

 表紙は、中山エミリ。すっかり、ベテランの風格が漂っているのは何故?
 XPの話題で持ちきりかと思いましたが、それは来週でしょうか。その代わり、XP対応マザーボードの話題が中心です。自作PCに興味ないのでパス。P172から「年賀状作成ソフト大比較」の記事。MACをメインマシンとしてしまった私、年賀状ソフトよりプリンタの心配があります。もちろん、OSX対応が欲しいのですが、そうなると「どキレイ」のメーカーしかないのでしょうかね。(2001.10.24)

「MAC POWER」2001 11 アスキー 980円

 P185から「MACにベストマッチなPDAを探し出せ!」という興味ある記事。「選択肢はPalmだけじゃない」という副題も。昔であれば Newton、今は Palmというのが定番でしょうか。私が MACを購入したときも、Visorの母艦問題は心配なしでした。ただ、OSX版が無いのはイタいですが。この記事では、Palm、PocketPC、ザウルス、携帯電話を MACとシンクロさせる手段について説明しています。Palmは標準でシンクロ可能ですが、ザウルスや携帯電話は別途ソフトを用意することで可能となるようです。PocktPCについては、シンクソフトが開発中とのことですので、現在はCFカードなどの外部ストレージを使用するしかないみたいです。でも個人的には、Palmがもっとも自然だと思いますね。そりゃ、できないことはないですが、それ相応の手間と金はかかるわけで。PocketPCをフルに使いたいのなら、Windows機を購入するつもりじゃないと辛い気がします。ちなみに私は、シグマリオンIIを購入したら(結局買わなかったが)、VirtualPCでシンクロするつもりでした。(2001.10.20)

「週刊アスキー」2001 10-30 アスキー 300円

 レビュー前に紛失(駅のゴミ箱に投入)のため、執筆不能。(2001.10.17)

「Mac Fan」2001 11.1 毎日コミュニケーションズ 560円

 P24からは、お待ちかね、OSX 10.1のファーストインプレッションが載っている。アプリの起動速度が速くなったとか、普通に使えるようになったとか、よほど前バージョンが悪かったみたいな書き方。実際に使っているけど、そんなに悪くないと思うんだけどね。ま、ヘビーな使い方してないんでアレなんですが。でも、アプリ自身の速度について触れていないんだけど、それは変わらないのかしら。P105からは、周辺機器の内部構造の特集。よほど、ネタが無いのでしょうか。苦しいそう、と感じるのは私だけ?(2001.10.13)

「週刊アスキー」2001 10-23 アスキー 300円

 表紙は、すっかり時代の波に乗ってしまった真中瞳。どこがいいのかねぇ。
 P11から、PocketPCの新バージョン関連記事。NECが初のPDAを登場させている。いよいよ、Palmを凌駕しはじめたのか、すでにPalmは眼中ないのか、なかなか気になる存在となってきた。そろそろ入手時期か?(2001.10.09)

「DIME」2001 10.18 小学館 310円

 P21からは「PDA vs システム手帳」という興味深い記事が。ちょい前であれば、紙の手帳の圧勝だったと思いますが、今は違いますね。決して強がりではなく、無理なく、使えるPDAが増えました。というか進化しました。ファイロファックスなんかには、いまだに惹かれるものがありますが...
 私といえば、約3年前に PalmPilotを購入してPDAと知り合い、現在に至っているわけです。それ以前は、システム手帳だったり、シンプルな1年使い切り手帳だったり、会社で支給された手帳だったり、定まらない状況でした。かなり高価なシステム手帳(メーカーは忘れました、ファイロファックスではなかったはず)を購入したこともありましたが、すぐに使わなくなりました。よく使っていたのは、薄い、1年分のカレンダーが付いたタイプです。軽く小さいことで、どこへでも無理なく持ち歩けたというのが、その理由だったと思います。ただ、1年ごとにアドレス帳の部分を、手で書き写すのが鬱陶しかったのを覚えています。また、使い終わった手帳を、捨てるに捨てられず、意味もないのにとっておいたりもしていました。私は字が汚く、自分で書いた字が読めないことも、結構ありました。と、紙であることが、ことごとく欠点として浮いてきてしまったのです。Pilotの場合はどうか。これらの欠点が、すべて解消してしまったワケです。よく紙の手帳の利点として、気軽に書き込める、ということを言われています。素早く、というのもアリですね。咄嗟のアイディアなどを書き留める、なんて、そんな機会はないワケです、私は。ですから、完璧に、手帳としてPDAを使っているのです。カラーとか、マルチメディアといったものは、PDAには求めていないワケです。求めているのは一つ、薄く軽く小さいこと。これは、ケースなどの付属品込みのハナシです。つまり、いつでもどこへでも、無理なく持ち歩きたいのですね。そういった意味では、現在使っている Edgeなんかは理想です。あのサイズは絶妙です。ケースを使用しなくても、液晶保護ができますしね。ただ、ケースを選ぶ楽しみが無くなってしまったのは...ですね。(2001.10.05)

「週刊アスキー」2001 10-16 アスキー 300円

 表紙は、最近すっかり大人しくなった、榎本加奈子。毒舌アイドルとして一時代を築いたワケだが、計算か天然か、どっちだと思います。
 P34からは「RAIDを極める」といった、かなりコアな特集。家庭でRAIDを構築している人って、どんな用途に使っている人でしょ。(2001.10.03)

2001年 9月分 (今月累計3,540円、通算8,990円)

「Mac Fan」2001 10.15 毎日コミュニケーションズ 560円

 P112から、OSXの話題。メインOSとして、OSXを使用している私としては、かなり期待した記事。だけど、少し舌足らずな感じ。とりあえずの状況は分かったのは収穫かもしれません。でも、みなさん、OSXなんて使ってないんですかねぇ...?(2001.09.30)

「週刊宝島」no.524 宝島社 350円

 表紙の長谷川京子につられて買ってしまった...
 P010からは「WORLD PC EXPO 2001 速報!!」。WindowsXPが中心だが、LOOXの新モデルなどの参考出品も。特に"S"は「AirH"IN」モジュールを内蔵し、800g台だそうだ。XP搭載のミニノートに興味のある私としては、大いに気になる存在。リブレットのXP搭載機を購入しようと考えているのだけど、これが出たらこっちだなぁ。P054でもLOOXが載っているんだけど、こっちの記事はノートPCについて。TVを無くすことが目標みたいなことが書いてある。つまり、ノートPCでTV番組を見るからTVはいらない、ということです。確かに、パーソナルという意味では、PCがTVとなりますが、家庭ではどうでしょうか。部屋が狭く、TVとPCを置けないから、といった理由じゃないかと思いますが、どうでしょう。わざわざ、ノートPCの狭い画面でTVを見る必要はないと思うけどなぁ。今の若者は固定電話ではなく携帯電話を買う、というのは、ただのこじつけにしか聞こえない。携帯はいくら小さくても、その基本機能(通話をする)は損なわない。だが、PCは小さくなれば、それに比例して失うものが増えていく。画面、キーボード、拡張性、稼働時間、等。だから、一見携帯向きであるミニノートは売れず、バランスのいいB5サイズが売れるのではないか。今となっては、携帯するための機種選びではなく、何をするかを重要視している。メーカーが考えるほど、ユーザは踊らされていないワケだ。メールくらいなら、CE機やザウルスで十分、極論を言ってしまえば、携帯電話でも対応可能だ。ただ、仕事でも使うとなると、WordやExcelが中心となってくるから、やはり画面サイズが重要になってくる。解像度でいえば800×600、サイズでいえば12.1インチは最低限必要だ。文字入力が多いのならば、キーボードの大きさも重要になってくる。フルサイズとは言わないまでも、それに近いサイズが欲しくなってくる。モバイルギアや新リブレットなど、まさにこれを狙った商品だろう。こう見ていくと、ミニノートというものが中途半端な存在となってしまう。リブレットが切り開いたこのジャンル、カシオのFIVAと富士通のLOOXが残るくらいで、当のリブレットも路線変更してしまった。CEの高機能化に伴い、ますます厳しくなると予想される。でもでも、がんばってほしいですね。このサイズのPCは好きなので。P058からは、最近すっかり大人しくなった「ブルートゥース」について書かれている。本当に、普及するんでしょうかね。P090には「新AIBO」が載ってます。「Trend Watcher」なる恥ずかしい肩書きの木村和久の記事である。文章に毒の強さがなく、提灯記事?とか思ってしまった。この新AIBOは、女性にターゲットを絞り、デザインしたそうです。でも、女性ってのは、男ほどバカではないですよ。苦戦必至、ってな感じがしますが、どうなんでしょ。(2001.09.28)

「週刊アスキー」2001 10-9 アスキー 300円

 松浦亜弥、太ったなぁ。と思ったら、浜丘麻矢さんだそうです。すでに9年のキャリアをもつそうですが、知りませんでした。すみません。
 特集は、P44からの「新CLIE使いこなし術」。なんと、CLIEも4代目なのですね。液晶が最悪の初代、ハイレゾであっと言わせた2代目、新OSなのに音楽機能を省いた3代目、そして音楽機能復活の4代目。ほとんど、完成の域に達したようです。でも、つくづくSONYというのは、過去をばっさり切り捨てる企業だということを認識させられました。液晶が暗いという批評に対し、電池の保ち云々と言ってたわりに、あっさり明るくしたり。ハイレゾ出したはいいが、わずか半年で新OSを搭載したり。こりゃ、旧機種ユーザは怒るわ。でもね、冷静に考えてみれば、至極当然な事かもしれません、SONYだもの。過去を引きずっていたら、いいものはできませんって。SONYの製品を買うなら、「明日には旧機種」といった覚悟を決めるべきだし、それがイヤなら素直に別のメーカー買ってりゃいいハナシ。今年末で引き取りで1万円かかっても、アップグレードできるだけマシじゃないですか、旧機種のみなさん。前にも思ったけど、Palmすら捨てる気がするのですよ。SONYのやろうとしていることは、Palmでは実現不可能なこと。だからこそ、独自拡張でハイレゾ化したり、別モジュールで音楽再生したり。でもでも、動画再生やなんかは限界ですな。PocketPCなら楽勝のはず。だから、PalmOS 5.0が期待はずれだった場合、あっさり PocketPCへ乗り換えると思いますよ、SONYは。CLIEなんて、過去の遺産。いや、遺産なんて呼べないくらいのモノになってしまうかもしれませんね。(2001.09.25)

「週刊アスキー」2001 10-2 アスキー 300円

 表紙は、宝生舞。エラく懐かしい気がするのですが、化粧品のCMとかには出てますな。
 今週は、私にとって有益な記事がないようです。P34からの「インテルi845のすべて」、P40からの「ブロードバンドルータ導入ガイド」、P44からの「USB2.0活用術」などなど。USB2.0は、WindowsXPではネイティブサポートされないようです。元々、IEEE1394との棲み分けが、イマイチ明確ではなかったのですが、さらに拍車がかかりそうな感じです。ユーザとしては、I/Fは統一してもらいたいのですが、難しいものなのですかね。(2001.09.20)

「Mac Fan」2001 10.1 毎日コミュニケーションズ 560円

 表紙は、桜井幸子。久々に見たような気がしますが、衰えましたねぇ。いろいろな意味で...
 P28から「光ファイバ通信導入のススメ」という特集。ADLS以上の「ぶろーどばんど」とやらです。理論値で、100Mbps出るそうですね。未だ、アナログモデムで通信している私にとっては、それこそ、雲の上の存在みたいな感じです。せめて、ADSLくらいは導入しないとね。P70の「Netscape 6.1 for MAC OSX」のレビューを見て、これはよさそうと思い、早速インストールしてみましたが、メニューや設定画面はすべて英語だし、「予期しないエラーです」とかいって落ちまくりだし、なんか書いてあることと違った印象。まぁ、プレビュー版なので、このくらいは仕方ないですかね。正式版に期待したいところです。P112からのデジカメ特集は、すっかりデジカメ熱が冷めてしまった私にとっては、もう少し早くやってくれたらよかったのになぁ、と思う反面、無駄な買い物しなくてよかったかなと、複雑な気分です。P124の「超コンパクトモデル」にあるようなのが理想。一時、ペンタックスのオプティオ330を狙っていたのですが、重さと価格に納得がいかず、購入を躊躇っていたという経緯があったりします。P83は重宝しています。全体的に、もっとOSXの話題が増えればいいなと思ったりしています。(2001.09.16)

「週刊アスキー」2001 9-25 アスキー 300円

 表紙は、魚住りえ、じゃなかった、金田美香だそうです。ヤンジャンの全国女子高生制服コンテストでグランプリを受賞したそうです。すみません、全然知りませんでした。
 P44からは「最新ザウルス徹底解剖」。ザウルスって、ちょくちょく新製品を出しているような感じだけど、現在の最新は「MI-E21」。キーボードを内蔵して、ヘビーモバイラー(この言い方ヤだなぁ)を虜にした「MI-E1」の後継機という位置づけ。オプションながら、CF型の動画・音楽レコーダーを使えば、TVやCDプレーヤーから直接録画・録音できるところはさすが。特に音楽は、MP3を直接作成できる。パソコンなどはいらないワケだ。単体でなんでもできるところは、ザウルスだけの特徴だと思う。今時パソコンを持ってない人は少ないと思うが、何をするにもパソコンへ繋いで、ソフトを起動して、あーしてこーしてというのは、やはり面倒くさい。E1では、細かくごちゃごちゃしていたボタン類は、数も減り、ずいぶんと洗練された印象。内蔵キーボードも、打ちやすくなったよう。CFとSDカードスロットがあるから、例えば、PinM@sterを差しっぱなしでも、ストレージ用のカードを使えたりと便利。って、使ったことないけどね。本当に便利なのか、という疑問もないわけではない。あとはお約束のメール&Webも完璧。Webブラウザは縦画面に対応、って、今まではどうだったの?横にして見ていたのですかぁ。メールをやりたいけどパソコンは高いから、と思っている人には最適なのではと思います。友人にも、そういった動機で買った人がいたし。消えそうで消えない芸能人のベストテンにはランクインしていると思われる芸人のレビューがP138から。その後のP140は、嘉門達夫のPowerBookG4なんですが、何の役にもたたないし、面白いとも思わないんですけど。(2001.09.16)

「DIME」2001 9.20 小学館 310円

 P21からの「どちらも売れる!両極商品研究」では、ノートパソコンとデスクトップパソコンにて、高価格モデルも低価格モデルも売れてますよ、といった記事が載っている。安いのが売れるのは当たり前だが、それに負けずにハイスペックモデルも売れてますよ、ということが言いたいのだろうか。多少強引で微笑ましく思ってしまう。ノートパソコンで言えば、A4のフルスペックノートが一番売れていると聞く。これなど、真ん中の価格帯では?とか思ってしまった。P129からは、PocketPCの対決記事がある。カシオの「カシオペアE-750」と東芝の「ジェニオe550」との対決だ。日刊モバイルにある対決記事のように、あるテーマごとに優劣をつける方法のほうが分かり易いと思うのだけど、どうでしょうか。それにしても、力をつけてきましたね、PocketPC。動画や音楽などのマルチメディア、メール・Webなどの通信環境、CFスロット等の拡張性。初期の、Palm-size-PCから目指していた部分に、やっと、CPU等のH/Wが追いついた印象です。先日も「ジェニオe550」を店頭で触ってみましたが、予定表の表示等、あと一息ですね。同記事には、パームの売り上げが、コンパックに抜かれたことが書いてありました。将来性たっぷりのPocketPCに対し、前途多難なPalmに不安を抱いたユーザが流れたのでしょうか。どっちにしろ、これからのPalmの巻き返しが楽しみです。(2001.09.08)

「週刊アスキー」2001 9-18 アスキー 300円

 表紙は、前田亜季。これって、姉さんのほうでしたっけ?
 P7に、ゲートウェイが日本から撤退のニュース。私、全然知らなかったです。そういえば、先週の金曜、外出ついでに秋葉原に寄ったんですよ(おいおい)。そしたら、店先でPCの投げ売りやっておりまして。見ようとしても、秋葉原に通い慣れた人たちの壁で、ちっとも見れませんでした。アレがそうだったのかなぁ。P50からの「パソコン用語の語源辞典」などは、どこぞの用語解説とタメ張る内容。いや、「ブーと鳴るからブートかと思ってた」「ぶらっと見るからブラウザー」「なんでエンジンなの?たまに煙を吐くから?」などは、かなりおサムい内容。全国区の雑誌でっせ。P142の「サエキけんぞう」っての知らないんですけど、いとうせいこうの親戚かなんかですか?ミュージシャンみたいだけど、全然知りません。ところで、P124やP126やP128は面白いの?根強く、連載しているみたいだけど。(2001.09.04)

「Mac Fan」2001 9.15 毎日コミュニケーションズ 560円

 表紙は、これといった大ヒットもないのに、貫禄十分な Do As Infinity。ヴォーカルの伴都美子は、割と好み。歌は買ったことないけど...
 P43からの「CD-R/RW ライティングソフト味比べ」は、CD-R/RWドライブを買おうか買うまいか、もう2ヶ月くらい悩んでいる私にとっては、グッドタイミング(今時言うか?)な記事。トースターに入れたCD-Rな写真は、少々イタいと思うのだが、そういえば「Toast」というソフトはそういう意味なのかぁなどと思った次第。で、いろいろ詳しいことが書いてあり、大変ためになったのだが、これからドライブを買おうとしてる筆者的には、メインで使用しているOSXでの動作状況やドライブの対応表などあれば、もっとよかったと思った次第。P28とかP38とか、この雑誌は基盤を載せるのが好きなのかな。以前も、こんなのよく見た気がする。P68からの「最新ハードディスク研究」では、我がチタニウムのHDDが、特殊なドライバがないと脱着できないと知ってビクリツ。で、ここにもいろいろ詳しいことが書いてあり、大変ためになった。のかな? P118の「ARENA Internet Mailer Ver 2.1」のレビュー。OSX対応のメーラーに飢えてる私としては気になる記事だったのだが、いまいち良さが伝わないの残念無念。ところで、P165のマンガって、面白いの? 今更気づいたのだが、この雑誌って、1ヶ月に2回発行なんですね。(2001.09.02)

2001年 8月分 (今月累計5,450円、通算5,450円)

「ASAHIパソコン」No.295 朝日新聞社 390円

 外出の帰り、電車の中がヒマだろうと思い、駅の売店で購入。表紙は「救命病棟24時」に出演中の、伊藤英明。水野美紀とはどうなったんだろう?
 P20からの、携帯回収記事が面白かった。OS部分をFlushROMにして販売店でアップデイトできたり、パッチをダウンロードできたりすれば、回収という最悪の事態は免れると思うのだが、素人考えですか?ただ、ソフトのバグを無くすことなど、ほとんど不可能に近いと思うので、記事にもあるように、それを回避できるような仕組みを考えないと、メーカーはいつまでたっても、「回収」という言葉に悩まされると思うけどね。P132は、相も変わらずツマラないと思うのだが、どうなんでしょ。(2001.08.31)

「週刊アスキー」2001 9-11 アスキー 300円

 表紙は、吉川ひなの。結婚→離婚後、ぷっつんぶりは影を潜めたが、その代わりに老けたように思える。
 特集は、P34からの「WindowsXP徹底分析」。徹底分析というわりには、やけにあっさりしている。けど、これくらいが丁度よかったりして。P146から、PDAケースの特集がある。有名ブランド物は、見ているだけでも楽しいのはなぜ?後半のコンピュータ使用レポートには、中江有里が登場(P144)。エラく懐かしいと思ってしまった。P32、120、153は相変わらず面白い。(2001.08.28)

「1日で構築する VineLinux2.1 インターネットサーバ」 ローカス 2,800円

 雑誌ではありませんが、加えさせてください。現在、富士通の486ノートPCを、ダイアルアップルータとして使用しています。今は VineLinux1.1にて構築しているのですが、余っているHDD(2.0GByte)と換装するついでに、カーネルも2.2系にあげてしまえと思った次第。日本語環境が整っているということで、次も VineLinuxとしました。Linux系雑誌を見たところ、VineLinuxがおまけについているものがなく、仕方なしに VineLinux2.1を収録した HowTo本を買った次第。
 構築しようとしてた、IP masquerade、dnsサーバ、ntpサーバについての記述はある。が、sambaに関する説明がないのはマイナス。こちらは、他の雑誌や Web上にも豊富にあるので、よしとしようか。一般の HowTo本にありがちな、OSの導入手順が省かれているのは好印象。知っている者にとっては、この手順ほど無駄なものはない。各モジュールの設定方法の説明が、GUIを使ったものになっているのはどうかと思う。私は、X環境は入れないつもりなので、まったく分からなくなってしまう。とはいえ、Configファイルの内容が載っているので、救いはある。CGIによる設定方法も平行して載せてくれてれば、なおさら良かった。だいたい、サーバとしての構築をする際、Xを入れない人は多いと思うし、OS導入手順を省くくらいの購入層を対象としているのなら、なおさら。(2001.08.27)

「日経モバイル」2001.1 No.30 日経BP社 680円

 購読誌です。おそらく、創刊から買っているはずです。やめようかと思いながら、いまだに買い続けています。
 特集はP34から始まる「本気で遊べるマルチメディアPDA!!」ということで、PocketPCとザウルスとPalmOSの比較がメイン。ビデオ、静止画、音楽、Web&メール機能ごとに比較している。ザウルスとVisorPrismを、同じ舞台で比較してしまうなど、強引な部分が多々あるが、それぞれの特徴がうまくまとまっている感じがする。ただ、この記事を見て改めて思ったのは、「本気でないと遊べないマルチメディアPDA!!」ということ。動画も静止画も音楽も、かなり面倒臭いことをしないと楽しめない。また、そこまでしても、各分野のポータブル機にはかなわない気がした。動画であれば、P92からの「ポータブルDVDプレイヤー」のほうが理にかなっていると思う。DVDレコーダーを持っていれば、なおさら。音楽なら、無理しないで、CDやMDでいいと思う。プレーヤーも小型軽量されているので、PDAにプラスして持っても、そう苦にはならないと思うし。ただ、音楽配信が充実してくれば、かなり魅力的な存在となるはず。これには、タイトルの充実次第だと思うので、かなりの時間がかかると思う。話題曲、人気曲を集めただけでは、普及しないと思うしね。宇多田ヒカルを全曲揃えたって、だから?ってな人はたくさんいるはず。静止画については、有効な気がしてきた。例えば、デジカメのお供に。ただし、メモリカードを直接読み出せることが必須。いちいち、PCで取り込み→PDAに転送、なんてやってたら、まったく意味ないし。P64からは、Webページのアンケート結果が。まぁ、思った通りのランキングです。筆者的には、P15あたりが好き。(2001.08.25)

「Palm Magazine」vol.7 アスキー 1,280円

 初めて購入した Palm専門誌。P37あたりが目的だったりして。高い、というのが第一印象。記事の一つ一つが丁寧なのは良いが、まどろっこしい感じがする。多分、二度と購入はしないでしょう。
 特集は、P12から始まる「Palmらくらく仕事術」ということで、Webサイトやデータなどを取り込んで閲覧する設定などを解説している。が、完全なネタ不足。この程度であれば、日経モバイル等、いわゆるモバイル系雑誌にて、さんざん紹介されている手法。わざわざ、Palm専門誌でやるような企画ではないはず。できそうでやらなかった、あっと驚くような裏技なんかを期待したい、だってPalm専門誌なんでしょ。特集2は、P65から。「palmで新ネットライフ宣言!」と題して、WebClippingと Xiinoについての解説と活用法を載せている。結構詳しく書いてある。ただ、これらの利点を分かり易く解説してあるかといえば、それは疑問。こうやればできる、は書いてあるが、どこが良いのか、何の意味があるのか、この辺が足りないような気がした。結局、「ああ、そうなんだ」しか印象はない。特集の3は、P81から。日本語入力支援ソフトの比較記事。比較記事というより、各製品の紹介に留まっている印象。「ここが○」があって、「ここが×」がないのが、そう思わせてしまう。悪口は書けないんですか?P34からの「Palmで競馬」は、なぜ Palmで競馬なのか、という問題に触れていない。単に、Palmでできる競馬関連ソフトの紹介と使い方に留まっているのが残念。競争スケジュールとか、馬券についての解説はいらないんじゃないのかなぁ。ここでしか紹介できない記事が少ない感じもした。P80は、ありがちな企画だけど、今後が楽しみ。(2001.08.25)


Palm天国へ

RINRIN倶楽部へ