ヴァイザーな生活(仮)
HandSpring社が世に送り出す「Palm互換機」Visor。購入から活用まで、どうするどうなる?!
APROACHへの導入部 (1999.09.25)
APROACH.1 ヴァイザーとは何ぞや (1999.09.26)
APROACH.2-1 母艦をUSB対応に その1 (1999.09.26)
APROACH.2-2 母艦をUSB対応に その2 (1999.10.03)
APROACH.3 ヴァイザーのレビューのレビュー (1999.10.31)
APROACH.4 ついに到着、ヴァイザー!! (1999.12.24)(2000.1.16)
APROACH.5 ユーザ名を変えずにデータ移行は可能か (登録中)
APROACH.6 赤外線 HotSync (登録中)
APROACH.7 やっぱケースは必要でしょ?! (2000.10.18)
ARK's Palm Plazaさんで、Visorを予約してしまいました。いや、買うつもりなかったんですよ、まったく。ほとんど衝動買いっていうか、出来心というか、んん、魔が差したというか...ほんと、興味なかったんですよ。だもんで、下調べとかもしてなくて、スペックとかも全然知らんのです。とりあえず、「Deluxe」という 8MBのモデルを選んでおきました。これだったらクレードルも標準で付いてくるようです。んん、クレードルってUSB接続なんですね。ええ、USBぃ。メインマシンのVAIOは Win95だからマズいじゃん!J-OSは、Pilot-MLで山田さんがサポート宣言をしていたので大丈夫かな。いままでの周辺機器は使えないだろうなぁ。そういえば、フラッシュメモリとかバックアップモジュールとかもリストに入っていたけど、買わなくていいのかなぁ。
う〜ん、初めてですねぇ、こういう買い物は。Pilotのときも、サイヲンのときも、ファイヴァのときも、下調べはしっかりして、迷って、迷って、迷ったあげく購入!となっていたので。当分、Pilot+2MbUpgrade でいこうと思っていたのです。十分実用だし、結構気に入っているし。次買うときは壊れたときかなぁ、って。で、次期機種は PalmVだろうなぁ、って。もしかしたら、c3かもなぁ、って。間違っても Visorってことはなかったはず。いろいろと伏線らしきものを探ると...
ポチさんのとこで、「Visorを予約しました。楽しみだなぁ、ワクワク。」(一部省略)という記事を見て、ARK's Palm Plazaで代行購入サービスを行っていることを思いだしました。そういえば、山田さんも J-OSの Visor対応することを言っていたなぁ。どれ、Visorとやらを見てみるか。ということで見てみると、PalmIIIに近い外見。ただし、Deluxeには5色のボディが用意されています。んん、いいんじゃない!正直、スペックやらは解らないのですが、Pilotや Psionを初めて見たときの、アノ感じがしたのです。なんと言って表現したらいいのか、未知のモノに対する期待感みたいな、そういう感じです。これは、WorkPad日本語版や PalmVでは感じられなかったモノです。また、あの頃の感じを味わいたくて、注文してしまったのかもしれませんね。未知の部分も多そうですが、なぁ〜に、Palmコミュニケーションの力をもってすれば心配無用!!
カラーは、第一希望 Blue、第二希望 Ice としました。発送は10月中くらいになるとのことです。楽しみだなぁ、ワクワク。
注文したその日、「FPALM」に「HandSpring Visorファーストインプレッション」という山田さんによる Visorレビューが掲載されました。早速見てみます。
外見は PalmIIIに近い感じ。高さが少し長く、幅がわずかに短いようです。こう比べると、PalmVのコンパクトさが目立ちます。う〜ん、早まったかぁ?!
Deluxeには、ハードケースと革のソフトケースが添付するようですが、どちらも使わないだろうなぁ。あっ、でもハードケースのカラーは、本体と同じになるのでしょうか。そうだったら使うかも。そうでなかったら、悲しすぎるぞ!
スタイラスペンは Pilotと同様のもののようです。少しガッカリ。でも、staboが使えるから、いいちゃいいけど。ハードボタンには、"窪み"があるようで、スタイラスで押せます。こういう細かい気配りには、好感がもてます。シルクエリアのアイコンデザインが変わっているようですが、このへんは"慣れ"の問題だと思うので、気にしない気にしない。
クレードルはUSB接続。シリアル接続時と比べて、4倍ほどの HotSyncスピードとのことですが、母艦が Win95なので...です。HotSyncスピードはともかくとして、抜き差し自由なUSBというのは便利かもしれません。
噂の SpringBoardは、背面上部のスロットに挿すカタチになります。GameBoyのよう、と言われていますが、GameBoyを触ったことないので、よく分かりません。見た限りでは、コンパクトフラッシュのような感じです。
中身ですが、PalmOSのバージョンは 3.0H。3.0Hぃ???たしか、現在の最新バージョンは、3.1のはずだと思いましたが。このへんは、よく分かりません。
標準アプリの、DateBook,Launher,Calculatorに、HandSpringが改造を加えているようです。HandSpring製 DateBookは、なんと、DateBK3の機能縮小版とのことです。でも残念ながら、アイコン表示機能は省かれているようです。
気になる J-OSですが、OSレベル(?)では問題ないようです。ただし、DateBook,Launher,Calculatorのローカライズに問題があり、文字化けするようです。まぁ、そうでしょうね。これらは、HandSpringが改造を加えているのですから。現状でも、普通に使う分には問題ないようですし、さらに山田さんが手を入れるので、まったく心配なさそうです。ありがとうございます、山田さん!
注意点は、J-OS自身は本体のメモリーに保存する必要がある、とのことです。ということは、オプションの Flashメモリーカードには入れられないということですね。ということは、ハードリセットをしたら、きれいさっぱり、日本語環境が消えてしまうということですよ。こういうときのために、オプションのバックアップモジュールがあるのですが、こちらは購入していないのですよ。
液晶の見やすさ、動作速度については触れられていないので、そこらへんは分かりませんが、液晶に関してはあまり見やすくないのではないかと予想しています。というのは、8MBのメモリを搭載してあの価格では、あまり贅沢な部品は使えないはずです。特に液晶は高価ですから、このへんにシワよせがいっているのではないかと思います。まぁ、実際見てみないことには、あ〜だこ〜だ言えませんね。
本体メモリと外部メモリの住み分けはどうなっているのかも、興味がある点です。どちらに格納しても操作上は意識しなくていいのか、それとも内部と外部を切り替えなければならないのか。内部メモリーとSpringBoardモジュールを切り替えるポップアップがあるとのことなので、後者かもしれません。
なんにしても、期待しましょう!
早くも、Visor専用サイトがお目見えです。その名も「AD−Visor」。"アドバイザー"を文字ったそうですが、まぁそれはいいのです。「Palmfan.Com」や「Muchy's Palmware Review!」の Visor版を目指しているとのことで、ぜひ、がんばっていただきたいものです。これからは、ちょくちょく拝見させていただきます。
VisorのクレードルはUSB接続。Windows98、または MacOS 8.1以降に対応します。オプションでシリアル接続のクレードルもあるようですが、現時点では入手できません。HotSyncのスピードや使い勝手を考えれば、USB接続がベストでしょう。問題は母艦です...
ファイヴァという Win98マシンを持ってはいるのですが、これ、サブマシンのため、普段は使っていません。メインマシンは、あくまで VAIOで、メールチェックやHPの更新、もちろん Pilotの母艦、馬券購入などを行っています。できれば、Visorの母艦もVAIOにしたいところですが...これ、Win95マシンなのですね。いちお、USB対応バージョンなのですが、ドライバがなければ使えません。Win95用のドライバが付いてくるとは、到底思えませんね...
解決策は2つ。ファイヴァを Visorの母艦とするか、VAIOを Win98にバージョンアップするか。あっ、iBookを買うっていうのもアリかな?!
Visorの到着は、早くて10月中旬。それまで間があるわけだし、VAIOのバージョンアップでもしてみましょうか。Visorには、直接関係ありませんね、ははは...
早速、VAIOのホームページにアクセスし、Win98バージョンアップ情報を集めましょう。我がVAIOは、"PCG-713"という古い機種のため、未サポートじゃないかと、ひやひやしていたのですが、どうやら大丈夫でした。
推奨のバージョンアップ手順としては、1.BIOSのアップデイト、2.リカバリCDよりクリアインストール、3.ビデオドライバのアップデイト、4.セットアップユーティリティのアップデイト、となっています。問題は 2 ですね。現在、HDは標準ではなく、6.4GBに換装済みです。パーティションも、Win95が基本領域&拡張領域で2つ、それと Linuxが基本領域&スワップ領域の2つで、合計4つです。この状態でリカバリCDを走らすと、「パーティションがおかしいぞ、うんぬん」というエラーが出て、リカバリできません。fdiskかなんかで領域を解放して、1パーティションにしなければならないのです。これは、実際にやってみた結果なのですが、いい方法ありませんかねぇ。というわけで、推奨の手順に従う場合、Linuxのほうもやり直さなければなりません。こんなメンドいこと、とてもじゃないけどできまへん。というわけで、2をすっとばしてしまいましょう!
次に、Win98の媒体ですが、ありません。あるわけないです、買ってないのですから。ファイヴァの媒体使っちゃおうかなぁ、というイケナイ考えが頭をよぎったのですが、こちら、アップデート版でないので使えませんでした。そういえば、セカンドエディションとやらが出ましたね、最近。どうせならこっちほうがよかろう、と思い店に行ってみると、12、800円のお値段。高くありません、いくらなんでも。アップデート版でっせ。おおっ、完全版は 24、800円だぁ。こんなもんですかぁ。二の足を踏んでしまいましたよ、買えませんでした。でも、よかったです。VAIOのホームページを読み直してみると、「セカンドエディションは未サポート」なのです。セーフセーフ!!
ところで「セカンドエディションじゃないWin98のアップデート版」って、現在でも手にはいるのでしょうか???
Win98アップデート版を入手しました。イケない方法で入手したので、ここでは言えません...(^^;
リカバリCDにて工場出荷時の状態に戻してからアップデートするのが推奨されたやり方なのですが、現在の環境そのままでアップデートしました。結果は、何の問題もなくアップデートできました。ダイアルアップ接続に時間がかかるようになってしまった気がするのですが、何かおかしいのでしょうか。また、全体的な動作も、遅くなった気がします...肝心のUSB機器の動作ですが、USBマウスを試したところ、認識も動作もしました。一安心ですね。
そろそろ、ヴァイザーが手元に届いた方も出始め、いろいろなサイトにレビュー記事が掲載されるようになってきました。うらやましい限りです...
AD-Visorさんや、fukuzoさんのところでは、写真入りのレビューが載っています。それぞれ、グリーン、オレンジのモデルが紹介されてます。それらを見た限りでは「よいじゃん、よいじゃん」といった感じでした。海外の記事では「おもちゃっぽい」というレビューを見ていたので、ちょっち心配だったのです。でも、なかなかいい感じです。
ついについに、愛しのヴァイザーが到着したようです。したようです、と人ごとように言っておるのにはワケありで、それは手元にはないからなんですねぇ。最近、引っ越しまして、ヴァイザーが届いたのは、実家のほうなんですね、これが。で、Y2Kやらなんやらで、実家へ帰れるのが正月明けなのですよ、これが。待ちに待ちこがれて、半分シラケきっておるのですが、届いたとなれば少しはウレシいですね。まぁ、手元にないので、実感は沸いてないのですが...
この日のために、我がVAIOをUSB対応すべく、Win98にバージョンアップなどを行っておいたのですが、肝心なことを忘れてました。それは、会社のPCのことです。会社のPCは、Win95なのです。で、設定縛りが厳しくて、とても、Win98なんかには上げられませんし、そもそも、USBなんて付いてませんでしたわ。いちお、今のところは、HotSyncケーブルを接続していますので、シリアル接続なら問題ないことになります。そうです、シリアルクレードルです、忘れていたのは...で、早速注文してしまいました。ヴァイザーとセットで注文すれば、10ドルお得だったのに、まぬけなヤツです。で、ついでに、バックアップモジュールとやらも注文してしまいました。衝動買いってやつですね、こっちは。
うまくいけば、正月帰ったとき、ヴァイザー&シリアルクレードル&バックアップモジュールの3点セットが届いておればよいなぁ、と思うこのごろです。
と、正月に帰ったら、ヴァイザー&シリアルクレードル&バックアップモジュールの3点セットが届いておりました。なんて、グッドタイミングなんしょ。
あちらこちらで紹介されていると思いますが、わたし自身が思ったことをタラタラと述べたいと思います。
・外箱、添付品等
外箱は、PalmPilotと比べると小さいです。中身は、本体、ハードカバー、USBクレードル、レザーケース、単四電地、CD−ROM、薄いマニュアル、それと薄い冊子が2つくらい。かなり、素っ気ない内容となっています。でもまぁ、英語のマニュアルなんか読まないんだから、簡素なほうがありがたいですね、わたしとしては。でも、米国じゃ、コンシューマ向け(よく分からんのだけど、個人用とかそういう意味かな?)なんでしょ。初めて、Palmを買う人も対象だってことでしょ。このマニュアルで大丈夫なのでしょうか?いらん心配をしてしまいます。
・本体
わたしが購入したのは、Visor Deluxe の Blue です。なんか、一番人気の色らしいです(発走が遅れたのもこのせい?)。鮮やかな青ではなく、少しくすんだ感じの青です。中の基盤が透けて見えるため、緑がかって見えます。ご存じように、前面の半分だけ Blue で、後ろ半分は ice です。そんなに違和感はありません。うまくデザインしてあるようです。散々「おもちゃっぽい」という話を聞いて、ある程度免疫が出来ていたのか、または実際そうではないのか、あまりおもちゃっぽいとは感じませんでした。ただし、Palmデバイス特有(c3と V系を除く)のチープっぽさ(?)は健在です。大きさ重さは、PalmPilotと微妙に異なりますが、ほぼ同様の扱いが可能です。こころもち、持ちやすくなったような気がします。が、気のせいでしょう。
・液晶
PalmPilotと比べて、最も進化している部分ではないでしょうか。明るくなり、コントラストもはっきりしています。文字も見やすく、もう戻れなくなります。反応速度も、気持ち速いようで、かなり快適です。ただし、個体差かもしれませんが、液晶自体がペコペコする感じがします。下半分、特に Graffitiエリアの部分をスタイラスでなぞったとき、液晶が沈むような感じがします。どうも、液晶とケースに隙間があるためらしいです。ネジがあまいわけでもなさそうなので、これはこれであきらめるしかないようですね。保護シートを貼った後も、この症状は変化ありません。あともう一つ。コントラスト調整のことです。PalmPilotでは、本体側面にあるダイアルで手軽に調整できましたが、ヴァイザーではソフトウェア設定になっています。電源を入れ、Graffitiエリアの左隅をタップすることで、コントラスト調整画面が表示され、バーのアイコンをスタイラスで動かします。この操作自身は良好なのですが、いくつかの不満もあります。まず、圧倒的にメンドくさいということです。当たり前かもしれませんが、ダイアル操作にはかないません。それと、Graffitiエリアの左隅をタップする際、DAランチャーが起動してしまうのです。で、少しずらすと、今度はメニューが開いてしまいます。いまだに、一発でコントラスト調整画面を呼べた試しがありません。ただし、PalmPilot時代に比べ、コントラスト調整をあまりやらなくなりました。これも、新液晶の威力なのでしょうか。
・ボタン
他の Palmデバイスと同様、電源ボタン、スケジュールボタン、アドレスボタン、上下キー、ToDoボタン、メモボタンが存在します。特徴といえば、スケジュールボタン等に「窪み」があり、スタイラス等でも操作できるようになっていることです。各ボタン共に、適度なクリック感があり、かなり心地よいです。押した感じ、少し固めかなぁとも思いますが、使ってるうちにこなれてくるのでしょうか。
・スタイラス
悪名高き、標準スタイラス。オールプラスチックのチープなモノです。PalmPilotの標準スタイラスと比較すると、若干、細身なようです。その証拠に、PalmPilotのスタイラスをヴァイザーに挿入すると、少しキツいです。ぺんとぴあでも同様です。収まらないワケではないのですが、取り出す際も、少し手間取ってしまいます。ぺんとぴあがベストなスライラスと思っているわたしですが、ヴァイザーでの使用は諦めました。さっと取り出し、さっとしまえるという行為が阻害されてしまうことと、リセットピンが使用できないことが、その理由です。リセットピンの長さが足りないのです。なぜか、ヴァイザーのリセットボタンは深いところにあり、ちょっとやそっとのリセットピンでは届かないのです。なので、クリップの携帯が必須となってしまいます。というわけで、標準スライラスを使用しているのですが、慣れたせいもあり、そんなに悪くは思わなくなってきました。不思議なモノですね。
・スプリングボード
ヴァイザーの、最もヴァイザーらしい部分。コンパクトフラッシュよりも一回り大きいサイズのスプリングボードが装着可能です。当然、標準ではボードはありません。本体と同色のスペーサーがついてます。これがいい小物入れなんだな。ちなみに、リセット用のクリップを入れています。おかげで、カラカラ音がしてうるさい...
・ハードカバー
液晶を保護するための、プラスチック製のカバー。素材はヴァイザー本体と同様、色は ice。ヴァイザーの上下に引っかけるタイプになってます。使用時には、背面にセットすることも可能。PalmPilotの HardCoverをモデファイした感じのモノ。つまり、使用時には、いったん、本体からハズさなければならない。このへんが、どうかというところ。カバー自体は、かなり頑丈。デザインやカバーとしての機能はよいのだが、いかんせん使用感がよくない。サードパーティー製のカバーの登場を期待するしかない。
・レザーケース
本革のケース。色は黒。ハンドスプリングのロゴあり。サイドは、収縮可能なゴムになっている。多分、ハードカバーを付けた状態のヴァイザーを納めるものだと思いますが、にしてははみ出てしまうのですよ。クッション性は高く、ハードカバー+レザーケースで、耐ショックには完璧かもしれません。ただ、普段使うには、使い勝手が悪すぎる気がします。
・USBクレードル
色は iceです。PalmPilot用と比べて、専有面積が広くなっています。背丈は短いのですが、かなり大柄に見えます。その割には重量がなく、ヴァイザーを載せる際、片手で押さえておかないと、動いてしまいます。HotSyncボタンのみというシンプルな構造は、PalmPilot用と変わりありません。ボタン自体の質感や押した感じは、PalmPilot用に完敗です。どうも、コスト下げの影響がモロ、反映されているようです。背もたれの部分にポッチがあり、ヴァイザーの背中の穴にささる設計となっているため、セットしたヴァイザーが不意に動かないようになってます。コードやUSBコネクタの部分もデザインされているようで、クリアになって中身が見えるようになっています。
・シリアルクレードル
PCとの接続部分以外は、USBクレードルと同様。なお、この製品はオプションとなっています。
とまぁ、これが第一印象です。結果的には「よい買い物をした」という気持ちでいっぱいです。めちゃ、気に入ってしまいました。当初、Pilot→メイン、Visor→バックアップ、という運用を考えていたのですが、逆転してしまいました。
ご存じ、ヴァイザーのハードカバーは、完全に外れてしまうものです。液晶保護という点ではベストのものですが、使用の際の煩わしさは免れません。そこで、ケースの登場となるわけですが、簡単には選べません。カバーといえば革製、が私の信念です。ただ、革製の場合、厚くなってしまうのですよね。ヴァイザーは、PalmVや c3と比べて、かなりの厚みがあります。革製のカバーをしてしまうと、さらに厚みが増してしまい、Palmデバイスの利点であるコンパクトさが薄れてしまいます。以前、PalmPilotを使用していた際は、Wrap2を使用していました。これ、液晶保護には疑問符が付きますが、ケース自身が薄くできており、結構いい具合でした。気に入らないところは、本体固定にマジックテープを使うこと...
ヴァイザーのハードカバーは、背面にも装着できます。これをうまく使えば、本体固定にマジックテープなどは必要ない、脱着自在なケースができるはずです。事実、ハンドスプリング純正のケースなどは、ハードカバー内蔵となっていました。で、理想のケースが出ないかなぁ、と思っていたところ、出ました!丑やさんの「Visor用聖書型革ケース」です。カラーは、「黒/濃茶ツートン」と「濃茶」がありますが、ちょっと変わった「黒/濃茶ツートン」を選びました。シンプルな「濃茶」も捨て難かったのですが...これの良さは、なんといっても「薄さ」です。もちろん、実物は見たことも触ったこともないのですが、写真を見る限りでは期待できそうです。それと「シンプルさ」も気に入りました。よくある、カード入れなんかも付いていません。使わない人=わたし、にとっては、ホントに必要ないモノですから、かえって嬉しいです。
発注からお届けまで、3〜4週間かかるというのが、欠点といえば欠点。ま、楽しみに待ちましょう。ただ、代金引換郵便ということですが、不在だった場合はどうなるんでしょ?
あ、っという間の3〜4週間。もう、届いてしまいました。ホントは、10/21に届いたのですが、不在だったため、本日 10/23に再配達してもらいました。