奥只見ツーリング・噂の酷道を求めて
日時:2008年8月8日 出発5:45 帰宅21:20
天気:晴れ
走行距離:600Kmくらい
コース:[自宅]〜R14〜県道1〜R298〜外環自動車道(三郷南IC〜大泉JCT)〜関越自動車道(大泉JCT〜[三芳PA]〜[高坂SA]〜[谷川岳PA]〜小出IC)〜R352〜[枝折峠]〜R121〜[道の駅・たじま]〜[五十里ダム]〜鬼怒川有料道路〜R121〜県道70〜R121〜R408〜R294〜[道の駅・しもつま]〜R6〜R356〜県道4〜R464〜県道288〜[自宅]
8/8は全社一斉休み。実際には、強制有給取得日なのですが、まぁ、堂々と休めるのは良いことです。という訳で、久々、高速を使ったツーリングに行ってきました。連日暑い日が続いていますので、涼しい地域がいいかなと思って探っていたところ、前々から気になっていた、奥只見方面に決めました。コースとしては、小出側から入り、余裕があれば福島方面へ、面倒くさくなったら栃木方面に抜けようということになりました。噂の「酷道」とやら、どんなもんか楽しみです。
高坂SAに7:30集合でしたので、6:00前頃に出発しました。とりあえず、三郷方面に行きます。市川まで渋滞なし。松戸までも渋滞なし。葛飾大橋付近では、県道1からR6をくぐってR298に出られる道ができていました。下道で大泉あたりまで行こうとも思いましたが、間に合いそうもないので、三郷南ICから外環に乗ります。川口辺りで渋滞、美女木でも渋滞。大泉から関越は順調。高坂SAまで一気に行く予定でしたが、トイレ行きたくなって、三芳PAに寄りました。時間に余裕がありましたので、ついでに、給油もしちゃいました。集合時間の5分くらい前に、高坂SA到着。連れは既に到着済みでした。
朝食をとり、8:00には出発。次の休憩を駒寄PAにしましたが、30分すぎくらいで到着しそうだったので、そのまま通過。前橋を過ぎた辺りから道も空いてきて、思ったよりも快走できたので、赤城高原SAも通過し、関越トンネル手前、谷川岳PAで休憩です。
関越トンネル、かなり久々です。スキーに凝っていたころは、月1のペースでここを通過していたのに。できたてのころは、上下線が分かれていなくて、対面通行だったんですよね。意外にも、バイクで通過するのは初めてだったりします。長くて退屈なんだよな、と思っていましたが、意外にも早く通過しました。
小出ICには、9:30ごろ到着。すぐに、R352で奥只見湖を目指します。前を走るトラックも乗用車も、R352に入ることなくどっかへ行っちゃいました。前方、オールクリア。これが、枝折峠まで続きました。噂の「酷道」っぷりですが、舗装林道と考えれば、まぁ普通。国道と考えると、「道間違えた?」という感じ。でも、ガードレールはあるし、最狭区間でも1車線分は確保されているようですので、4輪でも、行儀良く走れば問題ないと思います。まぁ、4輪で走る気はしませんが。いつも行く千葉林道と比べると、壮大な景色と高度感がかなり痛快です。が、距離ありすぎて途中で飽きました(^^;
枝折峠です。登山口になっているようで、車が何台か駐車中でした。で、駐車場横には、場違いな建物が...
トイレでした。完全自己完結型との説明があり、電力もソーラーでエコらしいです。右が、ソーラーシステム。ただし、悪天候が続く場合は水が出ないそうです。また、一度に多量に用を足した場合も、処理が追いつかなくて、同様の事象になるそうです。なかなか難しいものですね。
あとは、奥只見湖に向かって下ってゆきます。途中、赤いスノーシェード(?)なんか見事なものもあったのですが、写真撮ってません。正面の山には残った雪なんかが見えまして、なかなか良い景色です。
石抱橋まで降りてきました。越後駒ヶ岳でしょうか。まだ雪が残っています。この季節でもあるということは、万年雪ですかね。また、北ノ又川沿いには、開高健の記念碑がありました。
さぁ、奥只見湖に向かいましょう。湖沿いにもかかわらず、アップダウンが激しいです。湖も、いつも見えているわけではありません。あ、今気づいたんですが、奥只見湖の写真が1枚もない...それと、有名な(?)沢渡りの写真も...奥只見湖近辺で撮った唯一の写真がこれ...
でも、「通話可能 ここから」は撮り損ねています。
沢渡り区間ですが、前日雨がなかったためか、大した水量ではありませんでした。数カ所だと思っていたのですが、10カ所以上あったようでした。知らないで突っ込むと、転ぶ可能性大だと思います。
そうこうしているうちに、奥只見湖から離れ、普通の舗装林道の様相となりました。枝折峠の区間と違い、大した展望もないため、かなり退屈です。眠気を必死で抑え、ひたすら行くと、なにやら分岐点です。御池です。尾瀬沼へのアプローチ地点です。県道1号は強固なゲートに閉ざされ、専用バスでしか通行できないようです。おまけに、栃木県警もガード。嫌な感じだったのが、駐車場がすべて有料だったこと。売店にも寄れません。自然保護区域だからでしょうか。地図で道の確認だけして、早々に退散。R352を進みます。
檜枝岐村で給油。「アルザ尾瀬の郷」という施設となりの食堂で昼食としました。気づけば、12:30を回っていました。小出から、3時間くらい走っていた計算になります。さすがに、あんな道じゃ距離でませんね。今後を検討します。できれば、田子倉湖まで行きたかったのですが、そこから栃木に戻るには、時間なさすぎ。とりあえず、R352からR121という、帰路急行便にしました。あとは、鬼怒川あたりで考えましょうと。
R401分岐からR121の合流まで、まったく車なし。信号もありませんでしたので、かなり気持ちよく走らせてもらいました。R121に入りすぐのところの道の駅で休憩。この辺から汗が出ることに気づきました。檜枝岐での昼食の際は、日差しは強いものの、汗をかきませんでした。やはり、標高が関係しているのでしょうか。R121をすすみ、R400との分岐もR121を直進。日光方面に進路をとります。この辺から、車も多くなり、以前のような気持ちの良い走りはできません。で、五十里(いかり)ダムに寄り道。
付近には何度も来ているのに、なぜか寄ったことがない。改修工事中だった堤体上も立ち入りOKでした。
中禅寺湖方面に行こうとも思ったが、R352で散々山道走ったので、もう帰ることにしました。鹿沼まで出て、それから帰りのコースを検討します。R121で南下していると、バイパスとあったので行ってみたら、鬼怒川有料道路・自動二輪\250でした。有料なんて、どこにも書いてなかったぞ。有料道路を抜け、R121を南下していると、日光宇都宮道路へ入ってしまいました。だ・か・ら、そんな標識なかったぞ!どういうことだよ、栃木県。今度はUターンします。すぐ脇にあった県道70へ。多少の雨に降られながら、R121に合流。鹿沼市内へ入りました。
東北道に入るか迷いましたが、明日も休みだし、高速代ケチろうとのことで、下道で帰ることにしました。最近得意の、R294で木下経由で帰りました。
じっくり、奥只見湖を見たかったですね。できれば、田子倉湖も見たかった。福島あたりで1泊するつもりだったら、もっと余裕のあるスケジュールを組めたかもしれません。時間はあったかもしれませんが、日帰り故、どうしても帰りを考えてしまう。やっぱ、泊まりがけのほうがよかったかなぁ...