三芳村付近探索
日時:2005年2月5日 出発9:30 帰宅18:30
天気:晴れ
走行距離:243Km
コース:[自宅]〜R14〜R16〜県道24〜R410〜県道145〜小櫃川広域農道〜R410〜県道258〜畑塩井戸線(ピストン)〜県道258〜増間線(ピストン)〜[坊滝]〜大沢林道(途中引き返し)〜県道258〜山名線〜増間御門線〜大学口上滝田線〜村道〜海老敷線(ピストン)〜村道〜奥山仲尾沢線〜名無し道〜県道88〜平群線〜平群支線(途中引き返し)〜県道88〜県道89〜[白石峠経由]〜県道88〜大山線〜横尾線〜高山線〜淵ヶ沢奥米線〜淵ヶ沢線〜淵ヶ沢支線〜R410〜県道24〜R16〜R14〜[自宅]
新しい林道を求め、探索に行ってきました。今まで、あまり訪れたことのない三芳村付近です。この辺は、オンツーでは通ったことがありますが、オフツーでは坊滝に行ったことしかなく、私にとっては未知のエリアになっています。まず、有名どころの林道を走破し、あとは2万5千分の1の地図にて、あたりを付けた道に行ってみることにします。
タイヤの空気圧をチェックし、ガス補給し、9:30ごろ出発。快晴とまではいきませんが、そこそこ晴れており、風も弱いです。単独ということもあり、久々にたっぷり走ろうかなと思います。いつもの姉崎経由、三田セブンイレブンで昼食を買い、あとはR410を南下します。三島湖付近から林道に入ろうとも思いましたが、本日は三芳村探索がメインのため、そのままR410を南下します。安房中央ダムを過ぎ、増間方面に向かいます。二の滝線は前回行ったのでパス。神子線はあまり魅力を感じないのでパス。また、大沢線も方向違いのためパス。少し高度をあげたところで、畑塩井戸線入り口です。
しばらくは舗装、ぐんぐんと高度を上げてゆきます。途中からダートになり、そのうち展望広場に出ます。廃トラックの横、さらに道は続いていますが、その先は崖で終点です。
引き返しますが、脇には御殿山への登山道入り口があります。この林道、登山口へのアプローチ的なもので、さきほどの広場は駐車場として使用しているのでしょう。広場へ引き返すと、簡易トイレの脇、なにやら怪しい道がありますので入ってみます。
多少藪コギし、ちょっとした広場で終点。先にも道がありますので、徒歩で登ってみると、そこは登山道でした。
この登山道、後々に重大な意味を持ちますのでお楽しみに。
畑塩井戸線を戻り、次の目的、増間林道を目指します。実は以前、250TRで来たことがありました。そのときは林道目当てではなく、坊滝目当てでしたが。迷わず、増間林道入り口に着きました。あれっ、林道標識が新しくなったかな?
増間線沿いには「増間七ツ滝」があり、本林道はハイキングコースの様相が強い。この季節、ハイカーは少ないとは思いますが、遠慮がちに進みましょう。舗装の坂を上り、増間ダムが見えたところからダートになります。しばらくはダム湖沿いに進み、山へと入ってゆきます。と、親子のハイカーを発見。スローダウンし、頭を下げて通過します。向こうにとっては、迷惑この上ないことでしょう...途中の分岐点は、右折します。
手書きの標識によると、左折は「大沢林道 道悪(注意)」と記されています。本線を進んでゆくと、滝の案内版があります。ただ、道路からははっきりとは見えず、徒歩で進まなければなりません。当然、パス。そのうち、坊滝が見えます。
千葉県でもっとも高いといわれたりするが、そんなことはないらしい。諸説あるが、これより高い滝は千葉に存在するとのことです。さらに進むと、道は沢と林に消え、終点です。
ここで昼食にします。こういった人気のない所なら、コンロなんかを持ってくれば、カップ麺やコーヒーなんかもできますね。次からは持ってきましょうか。
やや曇がちになってきました。雨は降りそうにはありませんが。若干寒くなってきましたので、引き返します。先ほどの親子ハイカーと再びすれ違い(スミマセンねぇ...)、大沢林道との分岐にきました。ちょっとだけ入ってみます。すぐに丁字路となり、道は左右に分かれていました。
どちらも完全な登山道でした。入れないことはないのですが、マナー違反という感じは否めません。どちらも「道悪」と記されています。左折は「止」とも書いてあります。右折方面は、御殿山あたりに行くのでしょうか。この登山道も、後々に重大な意味を持ちますのでお楽しみに。
本線に引き返し、戻ります。県道258を戻る形で左折、しばらく行くと、右手に林道標識があります。剥げていて林道名が見えませんが、山名線になります。山間の舗装路です。途中、増間御門線に入り、さらに大学口上滝田線に入ります。これら、すべて舗装されています。いくつか峠も越えるため、その都度、そこそこの風景となります。海なんかも見えたりします。大学口上滝田線が終わり、村道に合流します。左折し、次も左折。海老敷線に向かいます。若干迷いながらも、海老敷線入り口を発見。その先、「通り抜け出来ません」の標識もありますな。
民家まで舗装、橋を渡ったところからダートになります。窪みになった部分には新たに砂利が入っていたりと、整備された後があります。少し進むと、海老敷第一堰が見えます。堰沿いに、さらに道は続きます。堰から離れ、しばらくすると、道は林に消えます。
左の写真は、バイク進行方向逆が終点側です。ほんのちょっと、歩道レベルで続いていたので入ったみましたが、やはりダメです。この道、地図によっては、増間御門線に抜けているので、もしやと思っていたのですが...徒歩で行ったとしても、抜けられない雰囲気でしたね。
海老敷線を戻り、村道を道の駅「三芳村」に向かいます。
道の駅には寄らず、県道88を突っ切る形で直進。出来たばかりの道路を進むと、右側に林道標識がありました。
奥山仲尾沢線とあります。初めて聞く名前です。脇に工事中の看板があり、2Km先通行止でしたが、行けるところまで行ってみます。右に堰(後で調べたら、上堀堰)が現れ、一瞬だけダートでしたが、すぐに舗装路に。だんだんに高度を上げていったところで、ゲートです。
看板には「舗装化工事」とありました。そういや、ここまで来た路面は真新しかったので、舗装化の途中ということでしょう。徒歩でゲートを抜け、しばらく歩いてみましたが、工事の気配はありません。では、ちょっと失礼して...やはり、土曜日なんで、お休みなのでしょう。舗装化間近という砂利を敷き詰めた路面を走ります。適度なアップダウンもあり、なかなか面白いです。もっと早く知ってればなぁ、という気持ちがしました。未舗装区間を過ぎると、人里に入ってゆきます。で、終点です。
終点は丁字路になっていて、右はダート、左は舗装です。左には素堀ではないが、なかなか味のあるトンネルがありましたので、ひとまずそっちに行ってみます。地図によると、県道185に合流します。その通り、県道に合流しましたので、引き返します。で、さきほどのダートを走ってゆきます。林間という感じで、アップダウンはありません。路面はずっとダート。思わぬところでダートに出会い、ちょっと得した気分です。と、巨大なトンネルが出現しました。
「東仲尾沢トンネル」とあります。なんとも場違いな感じがして面白い。道の脇にあり、どうやって開通させるのかも検討つきません。向こうは明るいので、トンネル自身は開通しているようです。結構、長いトンネルでした。通過してみようか、とも思いました。が、止めときました。
ダートの本線を進みます。左に堰が見えたところでダートが終わります。あとは少し下り、集落に入ります。おっ、さきほどのトンネルの反対側です。
工事中でしたので、通過しないでよかったですね。
県道88に合流し、平久里下方面に向かいます。目的は、平久里下から畑塩井戸線終点付近まで真っ直ぐ伸びている道です。県道258との合流地点付近を右折、民家の間をうろうろします。だが、どうにも迷ってしまい、ほとんど諦めかけて帰り道を探します。とりあえず県道88に合流しようとしましたが、これまた迷い、山の中へ走っていました。と、林道標識が!
平群線とあります。これが、畑塩井戸線終点付近に至る道かどうか不明ですが、林道とあっては無視できません。とりあえず進みます。若干荒れた、ただの舗装林道です。いい加減進むと、平群支線の標識です。
んん、なんかおかしいですね。平群線から分岐するのではなく、平群線の延長が支線ということでしょうか。まぁ、進んでみます。途中、分岐がありましたが、手書きの標識に「平群支線」とある方向へ行きます。一気に高度を上げ、途中からダートになります。方角的にも、目的の道に間違いないと思いました。しばらく進むと、なにやら怪しい雰囲気が。
道が崩落しています。手前のガードレールは、簡易ゲートのつもりでしょうか。恐る恐る近づいてみると、バイクなら通れる幅が残っています。ちょっとビビりながらも通過します。
崩落箇所から先、路面状況が一変します。全面に草が生え、細かい石も多くなります。走行に支障を来すほどではないのですが、なんで急に変わるのかが不思議です。しばらくすると、どこかで見たような手書きの標識があります。こ、これは!
この標識によると、右折は「増間ダム林道 道悪(注意)」、左折は「大沢林道」、そして本線を進むと「止」です。大沢林道といえば、増間線から分岐した登山道です。ここまで続いていたのですね。ちょっと、ビックリしました。
ちなみに「増間ダム林道 道悪(注意)」方面を徒歩で行ってみたところ、完全な登山道、バイクでは無理でした。「道悪(注意)」は伊達じゃないです。
では、本線を進みます。もしかしたら、畑塩井戸線終点の登山道に連絡しているかも!そしたら、抜けられるかもしれません。が、
無情にも、倒木により前進不可能となりました。この先、徒歩で行く気力も無く、引き返してしまいました。が、今は後悔しています。帰ってから、GPSで倒木の地点と畑塩井戸線終点を調べたところ、直線距離で300mしか離れていなかったのです。畑塩井戸線終点の登山道に連絡しているのは間違いないと思われます。ああ、確認しておくべきだったなぁ...
このあと引き返し、県道88に合流しました。そろそろ帰路につくことにします。県道89から白石峠を経由し、再び県道88へ。金束交差点付近から大山線にアプローチします。舗装の急坂で一気に高度を上げ、大山線に合流。下って、横尾線に入ります。地元のエスクードに道を譲ってもらい、快走します。気になっていた支線は、チェーンがかかっていたため遠慮します。峠の広場には、3台のオフローダーが休憩中でした。途中、SL230とすれ違いました。下りで減速しきれず、ちょっとヒヤっとさせてしまいました、ゴメンナサイ。一気に走りきり、高山線に合流。淵ヶ沢奥米線から、ちょっと趣向を変えて、淵ヶ沢線、淵ヶ沢支線を走り継ぎ、R410に出ました。
帰り、ちょっと寄り道しました。ここで紹介されていた川廻しトンネルの場所です。
なかなか、面白い場所でした。途中、荒々しい素堀トンネルもあったのですが、写真撮るの忘れました...
今回は、いつもと趣向を変えて、探索と記録をメインにしてみました。そのため、写真多いです。やはり、知らない道を走るドキドキは良いものですね。単独、というのも不安を煽るのでドキドキが増すのかもしれません。これまでは、ネットで下調べをして、ある程度様子が分かってから訪れていました。けど、2万5千分の1の地図からだと、一切の情報がないわけで、ちょっとした冒険っぽくて楽しかったです。次は、どのエリアにしようかなぁ...