一ノ倉沢へ雪を見に行くツー

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日時:2004年7月24日 出発7:40 帰宅20:40
天気:晴れ、ときどき曇
走行距離:500Kmくらい

コース:[自宅]〜R14〜県道1〜R298〜R254〜R463〜関越自動車道(所沢〜[三芳PA]〜[赤城高原SA]〜水上)〜R291〜[一ノ倉沢]〜R291〜県道63〜矢木沢ダム管理道〜[矢木沢ダム]〜県道63〜[奈良俣ダム]〜県道63〜R401〜R120〜県道267〜県道62〜R122〜R50〜R122〜R354〜東北自動車道(館林〜[羽生PA]〜浦和)〜首都高速〜湾岸道路(〜湾岸習志野)〜R357〜[自宅]


 最近、XRばっかり乗っている、たまにはロードスターも走らせないと。というわけで、行ってみたいと思っていた一ノ倉沢へ。でも、もう雪は残ってないかもしれないな...ついでに、矢木沢&奈良俣ダム、あと前回の日光ツーで通行止めだった県道63&坤六峠も行ってしまおう。

 いきなり寝坊。7:00前には出発したかったのに、結局は7:30すぎになってしまった。首都高で行っても、美女木とか大泉とか渋滞だろうとのことで、R298で和光あたりまで行くことにしました。市川から三郷、三郷から川口あたりまで順調でしたが、その先から混み始めました。途中、にわか雨に打たれながらも、なんとか和光までたどり着き、そこからR254で北上します。川越あたりから関越に入ろうと考えていたのですが、その前の所沢で入ってしまいました。三芳PAでトイレ休憩後、水上に向けて出発です。なんか久々の高速。渋滞もなく快適です。赤城高原SAまで走り、ちょっと早めのランチです。この時点で11:30。寝坊したのと、所沢まで下道で来たのが響いてますね。で、12:00過ぎに水上IC着です。
 R291をひたすら北上。途中から川沿いになり、なかなか良い雰囲気です。そうこうしているうちに、谷川岳ロープウェイ乗り場に到着。でもこれは通過。さらに奥へ入ってゆきます。徒歩の方が多い中、ひんしゅくを買いながらロードスターを走らせます。で、到着。
そういや、天気もあまりよくなかったな...
少し、ほんの少しだけ雪が残っています。黒ずんでて、ちょっと汚らしいですね。実はここ、以前も来たことがあります。そのときは、雪のところまで川沿いを歩いたのですが、今日はそんな気力も体力もありません。ということで、しばしの休憩後、R291を引き返します。

 次の目的地は矢木沢ダム。関東一の貯水量を誇るアーチ式ダムです。藤原ダムをショートカットする道を進み、入り口に入ります。ここからは、「ダム管理用道路」となり、2車線(中央線はなし)の舗装路になります。須田貝ダムを横目に、矢木沢ダムまで続くこの道、かなり快適です。適度なアップダウンとカーブが連続し、なかなか楽しめます。と、アーチ式の提体が見えてきました。以下、ロードスターと矢木沢ダム。ダムが見難いですね。バイクの進行方向は発電所。見学ツアーに申し込むと見ることができるらしい。いつもは閉鎖しています。
この先は行き止まり。見学ツアーだと通れるらしい。
で、矢木沢ダムの提体はこんな感じ。さきほどの閉鎖されていた門の手前を左曲がり、うねうね登ったところになります。
やっぱ、アーチ式ダムは良いね。

 県道63に戻り、奈良俣ダムを見に行きます。あっ、という間に着きました。
やっぱ、ロックフィル式ダムは良いね。
写真では伝わり難いと思いますが、その大きさに圧倒されます。少し進み、奈良俣ダムの提体の上に行きます。 う〜ん、白い岩が美しい...
上は、提体横の展望台からのショット。ため息が出ますよ。

 さぁ、見るもの見たし、後は帰るだけ。県道63をなお進みます。前回、通行止めだった箇所です。山深く、川沿いの道を進みます。道はせまいですが、右へ左へ、小気味よく曲がります。平坦な箇所が過ぎ、上りに差し掛かります。坤六峠になります。多少霧が出てきましたが、前が見えなくなるほどではありません。道は多少荒れており、幅もせまいです。ただ、そんなにタイトではなく、勾配も思ったよりキツくはありません。快調に走ってきたのですが、エンジン音に異変が...異変というより、今まで聞いたことのない音がします。ここで重大なことに気づきます。「ガソリンがやばいかも」。このときの走行距離、ガソリン入れてから約300Km。このくらいなら、大丈夫なはずです。大丈夫なはずですが、もう一点、重大なことに気づきます。「ガソリン、満タンじゃなかった」。出発前に入れたのですが、満タンではなく、2000円分しか入れなかったのです。理由は、小銭が出るのがイヤだったから...省燃費走行で坤六峠を越えたのですが、時既に遅し、津奈木橋のところで止まりました。正確に言うと、止まったのではなく止めたのですが。エンジンはかかるのですが、ストローで無くなった飲み物を吸う音が出始めたのです。さすがにエンジン止めました、やばそうなので。う〜ん、どうしようか。とりあえず、尾瀬へのマイカー規制の番をしているおじさんがいたので、「この辺にガソリンスタンドありませんか」と聞いてみました。答えは、「この辺はないよ」。あたりまえだ...でも、いいことを聞きました。「ここから先、ふもとまではずっと下りだよ。1、2カ所、平坦なところもあるけど、多分行けると思うよ。下りっても、大した下りじゃないから、ブレーキも焼けないでしょ。オレらは、帰りはいつも、ニュートラルで下ってるもの」。ありがとう、おじさん。いけそうな気がしてきた。ハザードを出し、下りをニュートラルで走ります。途中で1カ所、数メートル押しましたが、あとはずっと惰性。途中、遅い車に道を譲ってもらい(?!)、なんとかふもとまで来ました。ここは、尾瀬戸倉の温泉街。歩く人もたくさんおり、結構恥ずかしかった。ガソリンスタンドの場所を聞き、「その先にあるよ」と言われたときは嬉しかった。無事、ガソリンの補給となりました。
 ああ、アクセル開けると走るなんて、何と素晴らしいことか。なんて思いながら、沼田方面に走ります。途中、薗原ダム方面に曲がり、ここから大間々線に入ります。前回の日光ツーの帰り道と同様です。センターラインが黄色でしたが、4台くらいの車を抜き去り、ワインディングを楽しみます。2回目だと道を覚えるのか、そこそこのペースで走れます。でも、やっぱ下手なのか、時々曲がりきれなくなったり、ズリッとなったりで、何回が冷や汗かきましたが...大間々駅となりのコンビニで休憩、R50経由で館林へ。館林ICから東北道に入ります。羽生PAで休憩、ついでに道路の混雑状況をチェック。小菅あたりで若干渋滞してるが、中央環状から湾岸線は順調。浦和で降りR298で帰ろうと思ってましたが、急遽、首都高で帰ることにします。実際には、小菅の渋滞も解消していました。

 とまぁ...疲れました。1人で走ると休憩が少ない&短い、その結果、結構な距離を走ってしまうのでしょうか。ガス欠騒動も、複数人で行ってれば、多分無かったでしょう。ソロツーリングの利点としては、待ち合わせが無い、気分次第で好きな場所へ行け、飽きたらすぐ帰れる、でしょう。この「すぐ帰れる」が、最も嬉しい点です。もちろん、マスツーリングも楽しいですが、ソロ:マス=3:1、の割合くらいが良いかな。


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