六本木林道探検

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日時:2004年7月18日 出発7:30 帰宅20:00
天気:くもり 時々 はれ
走行距離:230Kmくらい

コース:[自宅]〜R14〜R16〜県道24〜R410〜県道145〜小櫃川広域農道〜県道93〜県道92〜R465〜六本木林道〜東粟倉林道〜[スリ鉢]〜[廃牛小屋]〜六本木林道〜R465〜淵が沢奥米林道〜高山林道〜横尾林道〜大山林道〜県道88〜県道34〜県道182〜志駒林道(途中通行止め)〜田取林道〜県道88〜大山林道〜横尾林道〜高山林道〜淵が沢奥米林道〜香木原林道〜県道24〜R465〜坂畑林道〜大幅山林道〜万田野林道〜音信山林道〜山口林道〜県道168(渋滞のため引き返し)〜山口林道〜音信山林道〜R409〜県道24〜R16〜R14〜[自宅]


 実は先週、六本木林道に行きました。トンネル内で転んだのさておき、東粟倉支線の途中、舗装が始まる段差で諦めて引き返しました。まぁ、どうせピストンだろうし、無理して行くこともないかな、と。しかししかし、東粟倉支線は房総スカイラインに完抜しているそうじゃないですか。実際、房スカ側から「スリ鉢」まで行ったことがあるとの情報も得、いっちょ行ってみっか、との思いが強まり、決行となりました。

 いつものセブンイレブンに8:00集合。当初、3人の予定でしたが、結局いつもの2人で出発。いきなり六本木林道を目指します。9:30ごろ、六本木林道到着。長いトンネルを越え、右に折れ、東粟倉林道に入ります。すぐに前回諦めた段差に着きました。どうやって超えるか考えましたが、考えてはじまらないので、エイヤで超えます。な〜んてことはない、いきおいつけて突っ込んだら、登っちゃいました。う〜ん、バイクの性能が良いのだな。ここからは半舗装、竹に行く手を阻まれらがらも進むと、が〜ん、ありました。これが「スリ鉢」とやらです。
ちょっとビックリするよ
ちょっと見づらいかもしれませんが、見事、舗装路が決壊しています。決壊した後、竹が伸び放題になっています。で、この横が迂回路。
やめようかと思ったよ
ただのケモ道、しかも落差が激しい。こちらから見ると、下りが厳しく、上りはやや楽かなぁという状態。で、落ちてみました。上りは楽かと思ったけど、意外と急で、しかも右に回りこんでいるからうまく進めない...助けを借り、なんとか上りました。
ここが一番危険
上が「スリ鉢」の向こう側。右が通ってきた道です。落ちると右にカーブしてすぐ左にカーブします。左カーブをし損なうと、上の写真の左側に落ちます。ここに落ちると、多分タダでは済まないでしょう。舗装路が決壊しているので、その残骸と竹がありますから。下のはオマケ、「スリ鉢クリア記念」!!
結構、苦労したんだから...

さぁ、難関クリアです、先進みましょう。しばらくは普通に走れましたが、そのうち藪コギしまくり、走っている時間より、降りて押す時間のほうが長くなります。そもそも、道というか「誰かが踏みしめたであろう場所」をたどるといった感じです。そうこうしているうちに到着しました、「廃牛小屋」です。真ん中に写っているのは、心霊ではなく、連れです。
いやぁ、感動しましたね。ついにたどり着いたと。

耳を澄ますと、車の通る音が。房スカは、すぐ上のようです。廃牛小屋の奥に、上りと下りの道があります。なんとなく、上りのような気がしますが、某巨大掲示板の情報によると、来た道を引き返す方向が抜け道とのことです。で、それを信じて引き返します。下ってきた道の右、さらに下る道があります。多分これだと思い、下ります。が、完全にシングルトラック。ちょっとした山にある登山道の様相。それに、かなり落差が急です。あっ、と思った瞬間、転びました。XRが逆さまに...ガソリンが足にかかります。やばいやばい、と必至に逃げました。というか、斜面から転がり落ちるといったほうが良いかな。連れの助けを借り、なんとかリカバリしました。が、どんどん下っており、いつのまにか房スカの気配も消えてます。大丈夫だろうか...イヤな予感がしましたが、どんどん下ったところで、ちょい広めの道に合流。あぁ、何とかなった、かな。
あぁ、助かったぁ
少し見づらいかもしれませんが、真ん中の連れが座っている道、ここを降りてきました。合流した道は、車一台分の広さで、斜面の逆側は沢でした。バイクの進行方向逆は行き止まりでしたので、進行方向に進むことにします。しばらく行くと、急に道がせまくなり、藪コギが始まります。大丈夫か、ここがダメだと、シングルトラックを上り、スリ鉢も再チャレンジだ...考えただけでも恐ろしい。ですが、道が開けました。トラックがいるよ。んん、どこかで見たトラックだな。
あぁ、助かったぁ
なんとなんと、六本木林道の廃トラックです。六本木林道終点と思ってたところから出てきたことになります。落胆と安堵。房スカに抜けられなかった事と、確実な帰り道が見つかったこと。まぁ、よかったのでしょう。先週転んだヌタヌタトンネルを慎重に走り、入り口広場に到着。時間は11:30。約2時間でしたが、今日1日のエネルギーを使い果たした感じです。もう帰ろうかなぁ...

 帰ろうかとも思いましたが、まだ昼前だし、せっかく来たのだからと、林道巡りを続けました。とは言え、ここから先は写真なしです。
 三島湖方面へ走り、定番コースで長狭街道へ向かいます。ここでオフ車1台とすれ違い、横尾林道の広場でオフ車2台を見かけました。これ以外は会ってません。みなさん、どこへ行ってるのかな?長狭街道にあるそば屋でランチ後、戻り、もみじロードへ。志駒林道と田取林道の入り口を発見。まずは志駒林道へ。素堀トンネルを2本抜けたところで、通行止めのロープ。沢沿いで素堀トンネルありのなかなか良い雰囲気の林道でした。戻って、田取林道へ。道幅が広く、景色もそこそこ、開放的な林道ではありますが、轍というか溝が深いです。気を抜くと溝に入り込んで出られなくなったりしました。一気に上り、一山超えると、下りは舗装路になります。戸面原ダムへ抜けました。そろそろ帰ることにします。国道が混んでるとイヤなので、定番コースを戻ります。ダートを一気に走り切り、香木原林道から鴨川有料出口へ。その後は亀山ダムを通過し、多少迷いながら上総亀山駅の前から旧道へ。坂畑の名無しダート入り口を横目に見ながら、舗装路の坂畑林道へ。大福山林道に合流し、多少のダートを走り、万田野林道から音信山林道、山口林道からうぐいすラインを目指します。が、県道168が大渋滞。山口林道に引き返し、音信山林道を終点まで行きます。ここから、R409に合流。今考えると、万田野林道から三田セブンイレブン経由にすればよかったかな。いつもは姉崎から県道ですが、面倒くさいのでR16で。オートスタッフ・末広に顔を出し、20:00に帰宅です。

 とにかく疲れました。幸いだったのは、曇りがちな天気だったこと。気温はそれなりにあったのですが、直射日光がないのがよかった。そういえば、ショートレバーに換えて、初の遠出でした。実はいままで、クラッチは4本がけ(クソ握りというやつ)だったのです。ショートレバーは1本、または2本がけを想定してあるようなので、2本がけにしてみました。2本がけだと、クラッチ操作のときにも、薬指と小指はハンドルを握れるわけで、これが操作性の向上につながったのかなぁ、と思ったりもした。ただ、帰るころには、中指にマメができてしまった。まぁ、慣れの問題だとは思いますが。


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