有益な情報は何割くらい?
最近、Pilot-MLを見ていると、実に開発ネタが多い。たまになら、「ふ〜ん、こんなことがあるんだ。」ってな感じでよいのだが、こう多いとウンザリしてくる。開発者向けのMLが別にあるのだから、そちらに出せばいいと思うのだが、両方に出している場合があるからね、こういう場合。例えば、「こういう機能が欲しい」「こういうバグがありますよ」というものは良いとは思うが、これも時と場合によるのではないか。単なる個人的な要望や感想なら、直接開発者に出せばすむと思う。致命的で影響の大きいバグであれば、MLのほうが良いかもしれない。
ソフト開発において、反響や要望が多ければ、開発者もかなり嬉しいと思う。それは否定しない。が、喜びの声というものは、MLでもってさらけ出すものだろうか?このような話題を不快に思っている人間もいるだろうし、そもそもMLに出す話題なのだろうか?自分のサイトかなんかで、よいのではないのか?多くの人が社内LANなど、いわゆる繋ぎっぱし環境にいるようだ。このような人達からすれば、ゴミメールなどがたくさんあっても、気にならないのだろう。しかし、自腹を切ってメールを受けている人に言わせれば、有益な情報のみを受けたいと思うのが本音ではないのか。
そもそも、本人にとって有益な情報とは、どの程度あるのだろうか?多分それは、10%にも満たないのではないだろうかと、勝手に思っている。10通に1通の割合である。いや、もっと少ないかな。例えば、Winユーザから見れば、Macの話題などは無益である。逆も同様。PalmV(2MB Upgarade 含む)以外のユーザにとっては、赤外線の話題は無益だ。こういうのがイヤであれば、細分化していくしかない。「MacユーザのPilot-ML」とか。でも、いろいろな環境な人がいるからこそ、視野が狭くならず、話題豊富な議論ができたりもする。う〜ん、難しいですね。
ただ、ROMの場合と、積極的に発言した場合とでは、話が違ってくる。待っているだけでは、有益な情報など得られないのである。運がよければ別だけどね。だから、参加することである、大事なのは。というより、参加するしかないのである。開発できるわけでもなし、ソフトのレビューできるわけでもなし、どこよりも早いニュースを届けられるわけでもなし。ちょっと哀しいなぁ...